組合概要

1980年~

1987年
[昭和62年]

既存鉄筋コンクリート造外壁モルタル(小型タイルを含む)の剥落防止工法として「タケモル」「ガードピン」「JUネット」等を併用した新しい理論での外壁剥落防止工法に着目し、JU工法工業会を結成、「JUピンネット工法」(仮称)の開発を具体的に目指す。

1989年
[平成元年]

北九州市において発生したタイル剥落死亡事故が引き金となり、在来工法に対する信憑性が問われ始め、JUピンネット工法による剥落防止工法に関心が寄せられる。

1990年~

1991年
[平成3年]

  • JU工法工業会をタケモル工業会に改称し、JUピンネット工法を「タケモルピンネット工法」に改名する。
  • タケモルピンネット工法の性能評価を社団法人 建築研究振興協会に申請。

1993年
[平成5年]

社団法人 建築研究振興協会に申請していたタケモルピンネット工法の性能評価について建設省建築研究所(現 独立行政法人建築研究所)より受託研究報告書 「コンクリート建造物の外壁補修・改修のための改修工法(タケモルピンネット)に関する評価 」を受理。

1996年
[平成8年]

建設省(現 国土交通省)は平成7年度建設技術評価制度公募課題として外壁複合改修構工法の開発と題して取り上げ、多くの関連企業がこれに応募し、タケモル工業会(現 全日本外壁ピンネット工事業協同組合)もタケモルピンネット工法の理論のもとに応募する。タケモルピンネット工法は、開発目標に照らして評価した結果、開発目標を達成していると認められ、評価書を受理。

1997年
[平成9年]

タケモルピンネット工法に関連する特許成立に伴い、タケモル工業会を全日本外壁ピンネット工事業協同組合(ジャピナ)に改組し、タケモルピンネット工法はジャピナの占有工法となる。

2000年~

2002年
[平成14年]

国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)にタケモルピンネット工法が登録される。

2003年
[平成15年]

  • 厚生労働省が策定した室内濃度指針(2002年1月14日時点)に対し、タケモルネット貼り層からのホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物を測定した結果、指針値を大幅に下回ることを確認。
  • 財団法人 日本住宅・木材技術センターにおいてタケモル木造ネット工法のモルタル塗軸組耐力壁の面内せん断試験を実施。

2004年
[平成16年]

国土交通省 国土技術政策総合研究所と4団体との共同研究「ラス下地モルタル塗り工法外壁の各種構成材料及び施工法による剥離・剥落性への影響に関する共同研究」に対し、ジャピナは1団体として3年間にわたり共同研究に参画し、その成果が日本建築学会において発表された。

2005年
[平成17年]

  • 地球温暖化対策の一環として外断熱工法の開発に着手。
  • 作業環境改善の一環として既存塗膜除去に「バイオハクリRE」を検証。

2006年
[平成18年]

行政庁の要請により、タケモルネット貼り材料にアスベストの有無を財団法人建材試験センターにおいて分析した結果、アスベストの含有が無いことを確認。

2007年
[平成19年]

湿式通気外断熱工法「VSF(ベンチレーション・スリットフォーム)工法」が開発された。

2009年
[平成21年]

タケモルネット貼り層が建築基準法第68条の26第1項の規定に基づき同法第2条第九号及び同法施工令第108条の2第一号から第三号まで(不燃材料)の規定に適合

2010年~

2010年
[平成22年]

独立行政法人 建築研究所の「建築物の長期使用に対応した材料・部材の品質確保ならびに維持保全手法の開発に関する検討委員会」に参画。

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