工法紹介 INDUSTRIAL METHOD

深目地タイルの剥落防止 深目地タイルの剥落防止工法

タケモル目地補強工法とは

安全性の面から一般にタイル外壁の目地モルタルの厚さは、タイルの厚さの半分以上なければならないとされています。しかし見た目が美しいという理由から、タイル目地を充填しない、深目地仕様が採用されている場合があります。目地モルタルが施されていないタイルは、貼り付けモルタルのみに依存しているので温度変化の大きい環境では落下の危険性が生じます。こうした深目地仕様を対象に既存の意匠を残したまま、ガードピン、ステンレス鋼線及びSBR系ポリマーセメントモルタルによって目地を補強し、タイルの剥落を防止する技術がタケモル目地補強工法です。

工法の特長

 タイルの意匠を損ねずに剥落の防止が可能
  
 深目地内にガードピンを介してステンレス鋼線を配置し
SBR系ポリマーセメントモルタルを目地に充填
  
 目地からの雨水の浸入を防止

施工手順

(画像をクリックすると大きく表示されます。)

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マーキング
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ピンニング孔の穴あけ
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ガードピンのピンニング
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ステンレス鋼線の設置
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SBR系ポリマーセメントモルタルによる目地詰め

施工断面図

図

使用材料

ガードピン

RC造・SRC造建築物の外壁モルタルの剥落防止目的に開発された、T字型の特殊ピンです。ひび割れの補修用にも効果を発揮します。

タイルガード
ジャピナエポ

適度な粘性(揺変性)を有する、常温硬化型の2液性エポキシ樹脂です。

ジャピナエポ
ジャストロン

目地材に混入して使用します。

タケモルTM-100
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