打ち放し鉄筋コンクリートの改修工事には鉄筋の被りが重要であり、鉄はpHが11以上であれば、表面に不働態被膜を形成し酸素が存在しても錆びないとされている。 ジャピナでは、打ち放し鉄筋コンクリートの外壁改修工事に際し、爆裂・欠損した部位の断面修復に中性化のしづらい特性を持つSBR系軽量モルタルで成型し、既存塗材の処理と新規塗装下地の形成を含め、壁面全体にSBR系ポリマーセメントモルタルとガラス繊維製ネットで被覆することで、建物の剥落に対する安全性と長寿命化 を図る考えとなっている。